2018年2月16日金曜日

第5回 基本 法形 乱捕り 演舞




少林寺拳法の修練の種類には、基本・法形・乱捕り・演武の4種類があります。
【基本】とは突きや蹴り、受け、構え、立ち方、足捌き、体捌きのことで少林寺拳法の技法
    の基礎になります。
【法形】とは武道でいうところの「型」または「形」と呼ばれる一定の動作のことです。
【乱捕り】とは法形の運用法を学ぶためのもので自分の技術の悪いところをはっきりさせる
     ことが目標です。
【演武】とは修練してきた基本法形を攻者と守者に分れ互いに技をかけたり、かけられたり
    しながら技と技の連絡変化にお互いの創意を加え、組合せて演練することです。

少林寺拳法の大会ではこの演武の優劣で順位を決めます。(いくら勝ち負けを目的にしてい
ないと言っても大会ですからね。そりゃ順位は付けますよ)ただし1人の主審と4人の副審の
合計点(最高点と最低点を切って)で決めます。滅茶苦茶きびしいですよ。小生も審判講習
会に参加しますが1日がかりです。すご~く疲れます。

日々の稽古は二人一組の組手主体となります。、基本・法形の繰り返しが主になります。
稽古日は平日(月・水・金)、しかも2.5~3時間弱で少年部と一般の部があるため乱捕まで
は、なかなか、いきません。昇級・昇段試験が近づくと基本・法形の時間を削り乱捕りを加
え大会が近づくと演武の練習を加えます。(涙ぐましい努力です)

少林寺拳法の技の数は6級(少年部は8級から始まる)で 6種 5級で8種 4級で9種 3級で
16種 2級で24種 1級で24種 初段で11種 2段で42種 3段で46種 4段で32種 5段で41
種 6段で35種あり合計294種の技があります。ただし1つの技に左・右・表・裏があるため
全てを合わせると技の数は600を超えます。

左・右とは左構えで、はじめるか右構えではじめるかの違いです。小生は右利きですので左
から技を仕掛けることは、やはり苦手です。右からの仕掛け技の何倍も稽古をしないと左右
同じように動けません。
表・裏とは相手が攻撃してきた時に攻撃をよけて相手のお腹側に入るのが表、相手の背中側
に入るのが裏になります。相手の表側に入る時、気を付けないと相手の反撃をもろに受けて
しまいます。

少林寺拳法は9段までありますが技は 6段までしかありませんので、あとの3段階はどういう
試験を受けるのか小生にはわかりません。今のところ 5段を受けようかどうしようか迷って
いるところです。少林寺拳法の昇級・昇段試験には筆記試験と実技試験があり。 4段以上の
受験になると月1回開かれる武専(有料)に行かなければなりませんし、かなり難しい小論
文と実技試験を受けることになります。そして受験場所は本部のある香川県多度津町になり
ます。(小生の時は東京で開催されましたので、もちろん東京で受験しました)
次回はもう少し詳しく少林寺拳法の技の解説をしていきます。

武階の四段までは試験に合格すると自動的に法階がついてきて正社員じゃない正拳士四段
(少林寺拳法では四段を取得してはじめて一人前の拳士と見なされます)になります。
五段以上は武階を受験して何年かしてからまた法階の試験(筆記のみ)を受験しなくては
なりません。(下記参照)
【下記小生作成】





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