【少林寺拳法】
【階級別編】第16回 2018.10.14~第45回 2019.3.1 で技の解説と動画
【拳系別編】第47回 2019.3.8~第61回 2019.3.31 で技の動画を掲載
しています。
鎮魂行(チンコンギョウ)とは金剛禅で行う座禅法であり少林寺拳法(易筋行
エキキンギョウ)により身体を鍛え、この鎮魂行によって心を練り、その鍛錬
された身体と心を調和させるために行うものです。
【調息法】チョウソクホウ 鎮魂行中で行う呼吸法です。
心は心を以て制せられず、息(イキ=ミズカラノココロ)を以て制すべし (>_<)
天地万物を生かし、存在させている宇宙の大いなる働きを
金剛禅総本山少林寺では「ダーマ」と称しています。
半跏趺坐=右足の上に左足をのせる=安座(アンザ)
結手印=右手で左手の親指を握っている握り方
「宇宙の精気我が体内に入る」
「ダーマの徳性我に発する」
鎮魂行
きたひろ.TV「少林寺拳法」
【主座】の動き(簡単に説明します) (^^;
「ただいまより鎮魂行を行います」と言って拳士達と合掌礼をする。
↓
回れ右をして正面「ダーマ」の方を向く。
「礼」の号令をかける(全員で長めの合掌礼)
↓
【聖句】【聖願】を全員で唱和
↓
「着座」の号令をかける(全員が安座になる)
↓
【礼拝詞】【道訓】を全員で唱和
↓
「瞑目」の号令をかける(全員が調息法状態になる)
打棒担当が全員の後ろを回り姿勢の悪い人がいたら直す。
この時、主座は教典を元の位置に戻す(懐に入れない)
↓
打棒担当が床をたたいて「起立」と号令をかける(全員起立)
なぜ、瞑目状態の静か~になっている時に、いきなり
床をたたいて大きな音を立てるのかというと、突然な
にが起こっても平常心でいられるようになるためだそ
うです。
小生は今でも「ドッキ~ン」と心臓が鳴ります。(>_<)
↓
教典を取りに行き回れ右をして拳士達の方を向く。
【信条】を全員で唱和
↓
教典を元の位置に戻す。
↓
正面「ダーマ」の方を向き「礼」の号令をかける(全員で長めの合掌礼)
↓
回れ右をして「これで鎮魂行を終わります」拳士達と合掌礼。
これで鎮魂行が終了なのですが、主座を何回やってもやっぱ
り緊張します。
【聖句】
己れこそ、己れの寄るべ、己れを措きて誰に寄るべぞ良く整えし己れこそ、まこと得がたき寄るべなり。
自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し、浄きも浄からざるも自らのことなり、他者に依りて浄むることを得ず
【誓願】
一、 我等此の法を修めるに当り、祖を滅せず師を欺かず、長上を敬い、後輩を侮らず、同志互に 親み合い援け合い、協力して道の為につくすことを誓う。
一、 我等一切の既往を精算し、初生の赤子として、真純単一に此の法修行に専念す。
一、 此の法は、済生利人の為に修行し、決して自己の名利の為になすことなし。
【礼拝詞】
勤しみて、天地久遠の大みちから、ダーマを礼拝し奉る。我等無始よりこのかた、煩悩にまつわりて造りたる、もろもろの罪とがを、悉くざんげし奉る。我等この身今生より未来に至るまで、深く三宝に帰依し、み教えに従い奉る。願くば良き導と加護を垂れさせ給え。南無、ダーマ。
【道訓】
道は天より生じ、人の共に由る所とするものなり、その道を得れば以て進むべく、以て守るべく、その道を失すれば、即ち迷離す、故に道は、須叟も離るべからずと、いう所以なり、人生まれて世にある時、人道を尽すを貴ぶ、まさに人道に於て、はずる処なくんば、天地の間に立つべし、若し人あり、仁、義、忠、孝、礼の事を尽さざれば、身世に在りといえど雖も、心は既に死せるなり、生を偸むものと云うべし、凡そ人心は、即ち神なり仏なり、神仏即ち霊なり、心にはずる処なくば、神仏にもはずる処なし、故に一道一静、総て神仏の観察する処、報応昭々として、豪厘も赦さざるなり、故に天地を敬い、神仏に礼し、祖先を奉じ、双親に孝に、国法を守り、師を重んじ、兄弟を愛し、朋友を信じ、宗族相睦み、郷党相結び、夫婦相和し、人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き、心を至して道に向い、過を改めて自ら新にし、悪念を断ちて、一切の善事を、信心に奉行すれば、人見ずと雖も、神仏既に早く知りて、福を加え、寿を増し、子孫を益し、病い減り、過患侵さず、ダーマの加護を得られるべし。
【信条】
一、我等は、魂をダーマよりうけ、身体を父母より受けたることを感謝し、報恩の誠をつくさんことを期す
一、我等は、愛民愛郷の精神に則り、世界の平和と福祉に貢献せんことを期す
一、我等は、正義を愛し、人道を重んじ、礼儀を正し、平和を守る真の勇者たることを期す
一、 我等は、法を修め、身心を錬磨し、同志相親しみ、相援け、相譲り、協力一致して理想境建設に邁進す。
(^_-)-☆ なんでこうなるんだろう⁇⁇